若っ!!
なんちゅぅか、
若者の若者による若者のための若者映画だぁー!!
(=A youth movie for a youth by a youth of a youth)
↑リンカーンちっくにゆってみました。
うひゃっ☆
主人公の
アンソニー(マーク・ウェバー)は
“ブレスト”の異名を取る
“グラフィック・ライター”。
彼が
かっけーのよ、これがまた。
小汚党を支持するアタシには
たまらんなりぃ。
そういや若干イギリス時代の友達
ラッセルくんに似てたなぁ。
マーク氏は自ら
プロデューサーも兼任しております。
ざっとしたストーリーを言うと
彼&彼のクルー(仲間)と
NY市警のヴァンダル・スクワッド(落書き取り締まり班)との戦いですね。
そこに
ロマンスありーの、
友情ありーの。
もろ
ヒップホップ・カルチャーに生きる若者の映画ですね。
で、
グラフィティ・ライターって知ってます?
いわゆる街でよく見かける
落書きアートの人です。
今まで、街中で見かける
グラフィティ(=落書き)について
「ただの落書きやん」っていう程度の認識しかなかったんやけど、
この作品を観てですね。
ちょっと大げさにゆってみると
「実は若者の熱いパッションなんかが詰まってたりするんだぁー」
なんてことを
発見。
とはいえ、
やっぱりその多くはただの落書きなんだけど。
アートと
落書きの
境界線は微妙やね。
もっとゆぅと
アーティストと
犯罪者。
実際
グラフィティ・アートって
犯罪なわけだけど・・・
“芸術犯罪”ってなんか
かっこいい響き。
そんな響きに惑わされちゃうのでしょうか。
若者よ・・・。
芸術ってなんなんやろかねぇ・・・
どっからどこまで?
誰が決めるの?世間???
ただのオシャレ映画かなー
とか思ってたんやけど。
理解されがたい
若者心理を掘り下げてるし。
そんでもってアタシが受けた印象としては
警察の描き方がものすごく極端やね。
「アダムさん(監督←弱冠23歳ですよー。びっくり!)なんや恨みでもあるんかいな?」
って疑っちゃうような
若者側に100%立った偏った見方で
敢えて(なのかな?)描かれてるわけです。
「警察ってこんなんばっかなぁーん???」
って良い子が信じちゃったらどぉしよう。。。。
そんなこんなでこの映画、
若者たち(特にヒップホッパー??)に
ごっつい影響与えるんやろなー。
イイ意味で?
悪影響??
それは判断しかねるところ。
あは☆
まぁ、
思いっきり単館系やし、
観る人は限られちゃうんやろうけど。
だからこそ、
いっそ若者ぢゃない人達に観てみて欲しいなぁーなんて思ったり。
オトナが何を感じるのか興味アリアリ。
ってゆぅかですね。
最近、映画がよくわかんない。
古き良き(?)映画時代を生きてきた人達は
「今の映画はつまらん!!」
って口をそろえてゆうけど。
実際のところどぉなんやろか?
出尽くした感はあるよね。
今頃になって、
映画にメッセージ性を求めすぎてもあかん気がしてきたんです私。
深い深いところまで探りに探って、考えて
「監督の伝えたかったことはきっとこうだ!」
とか
「こういう意味が含まれているハズ」
とか。
当ってるのか当ってないのかも謎だし
当ってたってどうなん?
とか思う私はひねくれ者???
だってさ、
そもそも映画って娯楽よね。
何も考えずに観て
人によっては、
日によっては
なにか感じたり、なにも感じなかったり・・・
行き当たりばったりぢゃダメなのかなぁ?
そんなんを監督は望んでるんかなぁ?
「撮りたいから撮った」
とか簡単なところぢゃないんやろかー
アタシは仕事として
読んだ人が
「観たい!」って思えるライティングをしなきゃいけない。(・・・ハズ)
主観的過ぎてもだめだけど、
うそっぱち並べて良く書いても、それはそれで意味ないし。
どこまで自分が感じたことに忠実で
どこまで他人の興味を惹きつけられるか、
課題です。
ってことは結局、
何かを感じることを求めて鑑賞しなきゃいけないってこと?
といっても、
200ワード程度のレビューぢゃぁね。
映画専門誌でもないのですから。
さらっと内容わかってー、程度だし。
・・・・・
試写を観る意味あるのか!?
それをいっちゃぁおしまいだぁ(byドラえもん)
ふほっ。
BOMB THE SYSTEM
ボム・ザ・システム
■監督・脚本:アダム・バラ・ラフ(初監督作品)
■出演:マーク・ウェバー、ゲイノ・グリルズ、ジャクリン・デ・サンティス、リー・Q 他
■配給:メディア・スーツ/ナウオンメディア
■京都みなみ会館にて2005年冬ロードショー